0068 自己啓発の書!

失業中に読んでほしい、いや、必読書を3冊紹介します。
厳選の3冊なので、この3冊だけで充分と思っています。
既に、2冊はこのブログで以前に紹介しているものですが、もう一度、ご案内申し上げますと、
1−「キャリアデザイン入門(基礎力編)」・大久保幸夫:著、日経文庫。

 この本は、我がブログのテキストに当たる役割を果たす、なくてはならない一冊。
富豪の子に生まれるか、宝くじを当てるか以外の人は、人生において仕事とどう付き合ってゆけばいいか?どう拓いてゆけば充実するのか?そして自分が持っている能力、自分が欲しいと考える能力とは何だろう。進路の分岐点で、ぜひ参考にして、自分の中に新しい価値を吹き込む必読の一冊です。

2−「EQ(こころの知能指数)」、ダニエル・ゴールマン:著、講談社
 人生の充実、仕事での成功、様々な問題が日常に降りかかる現代で、IQ以外の能力とは何か?他者から信頼される人格とはどのような条件が必要なか?人間の様々な心理的実態を数々の具体的なエピソードや調査を軸に、また生理学や脳医科学からの裏付け理論をやさしく解説し、わかりやすく興味深い内容で語り、人間の多岐に及ぶ能力を新たに認識させられる、現代人には知っておく必要がある内容の一冊。
 この本に書かれている能力はキャリアデザインの中で定義してある基礎力とは、どのような能力で、どのように形成されるのか、を深く知ることができる内容なのです。

「感情のコントロール」とはどういう意味なのか?本書の中に次のような一節があります。「それぞれの場にふさわしい適切な感情を持つこと」。これはアリストテレスの言葉だそうです。「激」すぎても「薄」すぎてもいけない。あれっ、以前も書いたかな?

3−「自己を生かす(私はできる)」、B・スイートランド:著、創元社
 さて、新たに紹介する一冊がこの本。これは自分の描く成功を、どのように実現してゆけば手に入れることができるのか、そのプロセスを、エピゾードをふんだんにまじえ、解説してゆく内容ですが、なによりもこの本のタイトルである「私はできる」という自信をつけるため、維持するための一冊です。
どのような問題、難問である出来事が襲いかかってきても「私」という自分にこう言ってあげましょう「できる」と。この自分とのコミュニケーションを習慣にすることが最も大切で、その大切さを知ることができる優れた本です。

仕事以外のことでも、友人や家族関係、経済的な問題、いかなる状況であっても「私はできる」と思い込むことができれば、問題の半分以上は解決したも同然です。自信はもともとあり、それを保つこと。モチベーションの向上や維持の基になるのは「自信」なのです。これを失いそうになったなら、この本を開いて、どこでも好きなところを繰り返し読んで、取り戻すことをオススメします。

以上の3冊が自己啓発で必要かつ、実践にも役立ち、活用できる本であると信じて紹介しました。このどれもが、必要なとき、必要な部分を、繰り返し読んで何度も利用し、そして価値が生まれてくるのではないか、そんなふうに考えています。まあ、読んでない人は、騙されたと思って読んでみて下さい。ソンはしませんから。古本屋にもあるかも!