2013-04-01から1ヶ月間の記事一覧
さて、話は前回に引続いていますが、今回は贈与ではなく譲渡に進んでゆきます。 (D)金持ちおじさんが愛人に3,000万円相当の新築マンションを買ってあげた。 (E)金持ちおじさんが亡くなり、死亡保険金を愛人が受取った。そして、(ハ)の「資産をあげた者…
前回のブログの続きで、以下は、前回と同じ例を参考にみてゆきます。(A)息子の誕生日に3万円相当の自転車を買ってあげた。 (B)妻の誕生日に50万円相当の金のネックレスをプレゼントした。 (C)結婚の約束をした相手に給料の3ヶ月分にあたる80万円の婚約…
「譲渡」の意味が様々な資産を譲り渡すことであるなら、次のような場合も当然「譲渡」として成り立ちます。 (A) 息子の誕生日に3万円相当の自転車を買ってあげた。 (B) 妻の誕生日に50万円相当の金のネックレスをプレゼントした。 (C) 結婚の約束をし…
譲渡所得は資産の譲渡(売買い、交換等ほか)によって得られる所得(差益)のことで、固定資産だけに限らず、あらゆる資産が対象になります。従って、資産譲渡における課税関係は、その資産の性質によって異なる背景、そこにある法的事由を理解する必要が生…
青色申告決算書の貸借対照表の欄で「有価証券」があります。個人事業の場合で有価証券の資産計上をするようなケースがあるのかどうか?個人が保有する有価証券は、配当があれば「配当所得」となり、売買いでは「譲渡所得」にあたります。仮に事業用として有…
事業用の固定資産の取壊しや除去、滅失(災害等で失くなってしまう)など損失が生じた場合、その損失金額を経費に算入して損金処理ができます。ただし、保険金や損害賠償金などから補填された金額、資産譲渡の範囲とされる損失は、ここには含まれません。こ…
会計上、つまり帳簿上で売上や利益が上がっていても、手元にある現金資金については帳簿と一致しません。これは当然のことなのですが帳簿上の売上には売掛金や手形等の、未だ現金収入がない数字のみの売上が含まれています。また支払い等のも買掛金等の未だ…
圧縮記帳?は仕事で経理事務や、資格勉強で簿記や会計を学んでいる方は別として、一般的にはあまり聞きなれない用語ではないでしょうか。 企業が固定資産を購入する際に、国の政策上において助成金等が出る場合があります。例えば、国が奨励する研究で、その…
事業を経営していると長期的に使用する機械や設備、事務機器等を購入する必要が出てきます。この時、その必要とする物件を手にする方法は3つあります。一つは自己資金で購入、もう一つは銀行やローン会社等の金融機関から資金を借りる、もしくは建て替えて…
図解入門よくわかる最新BIMの基本と仕組み (How‐nual Visual Guide Book)作者: 家入龍太出版社/メーカー: 秀和システム発売日: 2012/06/19メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (11件) を見る建築物を観たり、中に入ったときの独特…
リース取引は、設備や機械等の調達方法の一つとして現在では一般的な手法となっています。考え方は固定資産の貸出または利用なのですが、実態は売り買いとほとんど変わらないケースが多いと言えます。リース取引の内容は、リース資産の所有者である貸手(レ…
ソフトウェアは、その制作する目的によって会計処理が異なってきます。大きくは「研究開発費」と「無形固定資産」のどちらかに該当します。(1)研究開発を目的とする場合。 この場合は、研究開発費に相当しますので、当期分を期末に一括費用として処理しま…
繰延資産における資産計上の科目として「研究開発費」は2007年4月以後の計上が認められなくなりました。同じく試験研究費も資産計上ができなくなり、現在では「開発費」のみが繰延資産の計上が許されています。この「試験研究費」「研究開発費」「開発費」3…