0073 期限婚姻法

先日「CNN　ENGLISH EXPRESS　」、英語勉強の月刊誌を買って読んでいると、最初の記事はとても面白い記事で興味をひかれました。

私はこの雑誌をよく買うのですが、いっこうに身につかない（誤解のないように記しておきますが、私がバカなだけで、このテキストの内容に何ら落ち度はありません。優れたテキストです）
で、その記事というのがメキシコでは「お試し結婚制度」というのを検討している。と書かれていました。結婚生活が期限付きであることを認めるというもので、予め親権や財産に関する取り決めを話し合い、最短で２年で結婚生活を終えることができる。離婚にともなって発生する費用や精神的負担を軽減することが狙いと書かれていました。

以前にいっそのこと「期限婚姻法」ってできないかものか？と冗談まじりで友人に話したことがありますが、現実にこの法案がとうれば、まさしく期限を自由に設定できる結婚制度ができるわけです。

結婚相手、いわば当事者同士で子どもができた場合や財産の管理や分与等「もしもの時のルール」を事前に相談し決定するのだから、まさに時代にあった合理的な結婚です。

記事の内容は短い紹介的なもので詳細は不明ですが、果たして期限を設けて上手くいくのだろうか？まず、子どもの環境や本来あるべき道徳性はどうこうなるのだろうか？

それと単純な疑問、結婚する必要があるのか？それから逆に、何度も繰り返していると複雑な関係になっていかないか？人は時にハッピーな気分で鼻歌を歌い、時には絶望して死にたいと思う生き物なのだ。

まあ、この法案がメキシコで成立するかどうか楽しみで、もし成立して実施されれば今後の展開を見てゆきたい。こうして世界は確実に、より複雑になっていくのでした。

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