0467 交渉術5 多様性を受け入れる

多様性とは何を指すのだろうか?

ビジネス書等を読んでいると当初は、国や民族性、言語、文化の違いに留まっていました。
これはグローバル企業が社員の海外赴任、あるいは人材の現地採用や労働環境において、その国や民族の独自性をあまり考慮せずに、日本の価値観や慣習、規則や常識などを押しつけて実施したため、よりよい結果が生まれ真線でした。
このことから、その国その土地の文化、風習、あるいは民族的な価値観や慣習、宗教等を理解して尊重する。支配的な従属関係ではなく、対等であるパートナーとして接する。このような意味をダイバーシティ
(Diversity)、「多様性」として使用、紹介されるようになりました。ただし、この場合の多様性はビジネス用語としてで、多様性は単純に他者との相異を意味します。

しかし、最近の記事を読む限りで「多様性」とは、このような異国や異文化への対応に限定されず、職場環境においての様々な相異を意味しています。男女の性差、世代での相違、正規や非正規などの立場の違い、考え方や価値観の異なる者、様々な違いを理解、尊重することによってコミュニケーション能力を高め、、企業はその多様性を利用して人事的な戦略を計画に役立てます。

交渉における多様性も同じ意味を指します。先入観や嫌悪感をもって相手との交渉に臨めば、結果は限定されたものになります。相手を理解し尊重すると言うことは、まず相手の人間性に興味を持たなくてはならないのです。
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