0010 実行ってどうやるの?③

 強い動機=行動
強い動機とはウォンツの「なりたい自分」、ニーズの「する必要がある自分」のふたつ。
「する必要がある」の場合は「自発的行動(must)」「外圧的行動(have to)」に分かますが、他者から信頼を得るにはどちらも必要な行為。
例えば、やりたい職に就けたときにはウォンツとニーズが重なり、より強い動機となり実行性が高くなる。
しかし、行動の継続性を保つことは「情熱」より「自信」の方が現実的です。言い換えれば「情熱」を維持するには自信が不可欠なのです。
小さな小さな目標を一つずつ手に入れることで「自信」を継続してゆきます。
それには緻密な計画が先に必要です。

「早起き」しようと思っても、朝を起きて「何をするのか」が問われます。つまり明確な動機が必要なのです。
早起きには、成功者のイメージが強くあり自分もそうなりたい。あるいは自己目標や仕事上、必要がある。これらが早起きの行動原理となり、継続するには一日の行動をチェックすることが大事で、ただ単に夜行っていたことを朝にまわすだけでは、早起きの意味が薄らいでゆき、やがて元の戻ることも考えられます。
早く起きるということは、夜は早く寝ることになります。早く寝ることは一日の自分の行動を綿密に組み立て直す必要が出てくるでしょう。
そして何度も失敗を重ね、何度も補正し、ようやく手に入ることでしょう。
簡単と思われる小さなハードルも「相手は手強い」と考えて準備して取組、失敗すれば楽観視しましょう。
失敗は成功に近づいている証なのです。