0013 秘常識

転職を試みる場合、本来は今の職場に勤めながら、次の希望する企業探し、応募して内定をもらう。といったのが理想でしょう。

しかし、毎日忙しい仕事をこなしながら、根気良く自分にあった条件の会社を探しだし、履歴書や職務経歴書を作成し、通知があれば面接に伺い、それを繰り返し実行してゆくことは、直ぐに決まればともかく、なかなか困難であることも確かです。

では、先に、とにかく今の勤め先を辞めてしまい、退職金や失業保険等を利用して、無職状態で集中して探す。これもリスクが高い。が、結局は就業しながらか、失業しての、この二つしかない。また、転職のゴールが「希望する企業の社員として活躍」であれば、どちらの方が有利であるかは、あまり関係性がありません。

まあ、自己都合で退社する場合、次の就職先の内定を獲得してから、あるいは資格等を取得して準備万端に!というのは少数派でしょう。現実には現在の職場に待遇や環境、先が見いだせない等、何らかの不満や不安から自己解決の手段として、とにかく辞めた、という方が大半であると思います。
 
さて、では再就職が成就するまでどれくらいかかる?
これは千差万別で、期間でこたえるなら「本人次第」としか言いようがありません。
しかし、一つの目安としては「年齢の数を応募して内定が1つくらい」です。

驚く方もいるかもしれませんが、まあ、一つの常識として、自分の年齢の数くらいの応募をしなくては!と覚悟してください。もちろん数だけが成就する条件ではありません。

30代後半や40代以降の年齢の方は、再就職の一番の敵が「年齢」でありますから、100本ノックの如く100社応募の意気込みが必要となってきます。
10社、20社応募して、相手企業からの反応がなく落ち込むなんてアマイ!