0018 秘伝、聴き技!

聞き手の決定権、この問題は事実や常識ではなく、相手の「頭の中」が問題なのです。まず、自分と他者は頭の中が全く違う、そういう認識が必要で、これは厄介なことですが「違う」ということを受け入れなくてはなりません。この受け入れがないと、結局は相手も受け入れてくれません。

違うということは、言わば前提条件として理解し、会って話しを進めてゆくうちに共感や一致菜等の何かしら共有性ができればラッキーと考えましょう。

自分の話を相手にできるだけ正確に伝えたいなら、まず、相手の話をよく聞くことだと書きましたが、では具体的に「よく聞く」とはどういうことなのか簡単に解説しておきます。聴き技としては4っつあります。

1−返事をするときには「はい」を避けろ!
2−「驚き」「共感」「質問」の相槌を打て!
3−間違いは指摘せず「感想」を述べろ!
4−内容を伝えるときは「結果」「原因」「感想」の順で簡素に述べろ!

上記のうち1〜3は聴き方ですが4は話し方ではないか、そう思われても仕方ありません。あえて「聴き技」として紹介したのは、会話の主役が自分ではなく、相手に主導権がある状態としての「話し技」で、主導権を奪わない意味として「聴き技」の一部として構成しました。

次回にそれぞれを、もう少し詳しく説明してゆきます。