0048 履歴書作成はワードで!

むかしは履歴書1枚でOKだったのですが、最近は3点セットが当たり前、メインになる書類は職務経歴書(職歴書)になってきました。それからパソコンの普及も大きく手伝って、現在では添え状と職歴書の大半はワードで作成しています。

履歴書だけは手書きという慣習がそのまま残っているようです。少なくとも職安ではそういう指導が多いようです。

しかし、この手書き履歴書も年々減少して、アルバイト程度であれば写真も画像貼付け処理を含めたワード作成で殆ど問題ありません。社員募集の企業も時間経過とともにワード作成の履歴書を受け入れるケースも増加してゆき、ここ4〜5年で急激に増加していることは間違いないです。

これはパソコン基本操作やワード、エクセルといった基本スキルの養成がちょうど4〜5年くらい以前は企業負担で育成を行っていたことが、今ではこれらスキル獲得は個人負担、つまりワードやエクセル等の基本操作、一定のレベルまでは個々で勉強して身につけてください、ということが常識的になったといえます。
これらの流れから履歴書においても現在では、ワード作成が一般的になりつつあります。

とはいっても、企業の募集要項には「ワード作成可」などの案内が記されている場合もありますが、なければ手書きと判断した方が無難なようです。しかし中にはどうしても自分の字に自信がなく、ワード作成の方が有利ではないか、と考える方もいるでしょう。それから企業側の人事担当者もワード作成履歴書の方が見易いと感じる方おられるでしょう。このあたりが心配な方は、募集企業に直接電話等で確認されたほうが良いでしょう。
それから、おおくの企業に応募するのであれば、手書きが必要であるにせよ、一度ワードで作成し、管理することをオススメします。

応募3点セットの内容はやはり、応募先の企業の規模や職種、それから提示されている条件など、様々な企業からの情報によって、書類作成の内容も相手に応じる変化、編集が必要となります。ですから応募ごとに内容が異なってきますので、必ず応募書類の保存をしなければなりません。どの企業にどのようなことを書いて送ったのか、それを自分で判らなくなったりすれば、面接等では不安のタネになりますし、勘違いの返答などした場合、信用がなくなります。ですから、書類3点セットはワードで全て作成し、応募企業ごとに保存して管理してゆきましょう。

ワードで活用できる履歴書テンプレートのダウンロードはウィンドウズ・オフィス・オンラインのホームページから→http://office.microsoft.com/ja-jp/templates/results.aspx?qu=%E5%B1%A5%E6%AD%B4%E6%9B%B8