0118 年金の種類

公的年金の種類は大きく3つあります。
1, 国民年金
基礎年金と呼ばれ、制度上は20歳以上60歳未満の者は全て対象になり、厚生年金や共済組合に加入した場合、この基礎年金に上乗せした形となっている。
2, 厚生年金保
いわゆるサラリーマン(会社勤め)の人が対象。また船員、日本たばこ産業日本電信電話、日本鉄道、農林漁業などの共済組合も統合され厚生年金に。
3, 共済年金
主に公務員とその家族の組合。国家公務員、地方公務員、私立学校教職員などが対象になっています。2015年にはこの共済年金は厚生年金に統合される予定?

私的年金も大きく3つの種類があります。私的年金とは、企業が任意で設立した年金制度であったり、個人が任意で加入する(保険会社や銀行等の金融機関が運営する、ひとつの金融商品)年金で、公的年金の補足的な役割、あるいは退職後から年金給付があるまでのつなぎの年金の役割があります。

1,企業年金
厚生年金基金」「適格退職者年金」は確定給付型とよばれ予め給付額が定めてあり、その給付に対応するために必要な掛金を積立てゆくタイプです。
確定拠出年金」はその名の通り、企業が拠出した掛金とその運用実績によって給付額が決定されるタイプです。

2,企業年金類似制度
「総合福祉団体定期保険」・・・企業が従業員の福士目的で掛ける生命保健のようなもの。
「非適格年金制度」・・・制度上、法的に適格性を欠く年金。非課税法人などが殆ど。
中小企業退職金共済制度」・・・中小企業のための退職準備金制度。
「特定退職金共済制度」・・・主に公益法人などが実施する制度。
「小規模企業共済制度」・・・個人事業主や小さな会社の役員等が加入。
国民年金基金制度」・・・自営業者の基礎年金に上乗せする年金。

3,個人年金
 保険型、貯蓄型、財形年金などがあり、保険会社や銀行、金融機関の業態別で様々なタイプの商品があります。


★当ブログ0231免責事項をお読み下さい。→http://d.hatena.ne.jp/sotton/20130102