0422 転職のスキル、準備編19 基礎的事項

自己の能力を大きく分けると「基礎的事項」「自己分析・自己認識」「コミュニケーション・スキル」「ビジネス・スキル」の4つに区分することができます。

転職、就職、つまり仕事に関する能力を紹介する目的の項なのですが、正確に表現すると「仕事にも」となる部分があり、言い換えれば、どのような能力も仕事には役立ちます。

「基礎的事項」とは仕事はもちろん、私生活でも、生きている様々な場面で必要とされる能力、例えれば様々な能力がパソコンで言うアプリケーションで、基礎的事項はそれらを有効に機能させるOSと言えます。
「自己分析・自己認識」は、たくさんある能力を区分して、その様々な能力の種類を知り、それらの能力がどの程度、自分自身が獲得しているのかを確認する作業です。この認識がないと自分が持つ能力を他人に合理的に伝えることは困難と言えます。
「コミュニケーション・スキル」も仕事のみで必要とされるものではありません。しかし、これは最も重要と呼べるスキルで日常的に必要とされ、自分自身が獲得した能力や力を、どのように相手に伝えるか、伝わったかによって、獲得した能力と実質的に有効とされる能力の差異が生じ、この差異をできるだけ減少させるスキルですが、これには多種多様な能力が関わってきます。コミュニケーション・スキルはアウトプットスキル、その他はインプットスキルにあたります。あなたの人格は相手の頭の中にあるのです。

上記3つは、言わば仕事を問わず必要なスキルで、ビジネス・スキルは経営や専門的なスキル、仕事中心に必要とされるスキルです。

●<基礎的事項>・・・これは仕事に限らず、生活一般的に必要とされる項目です。
(1)自己心身管理
   健康管理、スポーツ、食事、栄養管理、睡眠、定期検診など。

(2)習慣、価値観
   読書やランニングなど、ほぼ日課となっているもの。価値観とは思考や思想、宗教、先入観やクセなど。

(3)モチベーション → http://d.hatena.ne.jp/sotton/20140617
   対象となる事やモノへ対する情熱の高さ。また、この高さを維持するための工夫。

(4)ストレスコーピング → http://d.hatena.ne.jp/sotton/20140707
   自己のストレスチェック、軽減方法、対処法など。

(5)自信 → http://d.hatena.ne.jp/sotton/20140621
   これは元来持っているものなので、失わない工夫。大切です。

(6)経済的管理
   コスト意識や計画的消費などの金銭管理、財テクなんかも。

(7)一般教養、社会性
   一般教養は新聞を読んでいる、や読書、芸術的なものや科学的なものへの好奇心、あるいは興味によって育ちま   す。社会性は物事の分類、常識、マナーなど。

(8)環境、地域活動
   環境は、保全意識や活動。地域活動は町内会の手伝いや役員でも立派な貢献です。
   ボランティア活動。

 上記の「基礎的事項」は、仕事の取組や維持に関して深く関わっています。モチベーシ
ョンや自信は仕事上のスキルと言って良いほど重要な項目です。

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