0430 転職のスキル、準備編27 モチベーション

能力の獲得、維持、あるいは性格を変えたい等は、そのやる気や原動力となる「モチベーション」が必要です。対自己能力を育み、またはそれらの能力の獲得において意欲を維持し続けることはモチベーションに他なりません。モチベーションは自己実現に欠かせない密接な関係があり、能力を支える役割として「(態度」「取組姿勢」「動機」と称されるものがありますが、ここではモチベーションとして一括りで扱います。

<(3)モチベーション>
モチベーションを一言で表現すると「意欲」で、知識の獲得、行動、計画、成長、維持、様々な取組の下支えとなる重要な役割を果たします。「動機×取組姿勢」=「モチベーション」です。

モチベーションは内的要因と外的要因に分けることができます。

内的要因のいちばん大きな要素は「動機」で、対象となる事柄について最初は、自己のアイデアであったり遊び等の外的誘因により興味や楽しみを味わうような、言わば好奇心から発生する単純なものですが、やがて自己の将来の重要な構成要素と位置づけることで、より動機を強く、そして維持するために固定化します。

この動機は、もちろん「強さ」、より強力な動機が生まれることも重要なのですが、長く維持するにあたっては「固まる」ことが更に重要です。自己の将来を拓くものであれば、それは目的や目標が設定されていて、そこに向かって進むことで少しずつ手応えを感じ、動機が固まってゆくことで、モチベーションの「熱」は保たれ、それが行動(取組姿勢)になって現れます。

モチベーションを保つためには外的要因が必要で、これは他人からの評価であったり、注目を浴びて期待されたり、また相手から感謝や褒められたりすることで、動機や姿勢が強固になり、それは原動力とも言えます。

このモチベーションの維持に関しては、ハードルの低い目標設定、つまり無理なくこなせる目標を達成し、それを繰り返すことです。自分にご褒美や、同じ目的意識や興味を抱く者たちで仲間を作り、1人ではなく他者からの刺激を受ける環境をつくることも維持をする方法の一つですが、学習で獲得できる能力であれば「習慣化」することが大切です。

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