0040 採用までには時間がかかる!

昨日は派遣登録などについて書きました。本職が見つかる間、困ったときには直ぐ収入確保ができる体勢にしておくことは、かなり重要だと思っています。登録しておくことについて、殆どリスクはありませんから、上手く活用できればたいへん便利なことです。
 
さあ、これからいよいよ本格的に仕事探しを始めるわけですが、今では多くの企業が書類選考から始まります。数年前までは、小さな会社ではまだ面接からが多かったのですが、それもかなり少数派となってきています。
 履歴書は見本をマネれば、簡単に書くことはできますが、職務経歴書の書き方は、かなり時間を要するもので、手本やサンプルをマネるだけでは難しいと思っています。もちろん選考ですんなり通ればひとまずOKですが、数多くの応募をする場合、職歴書は自分の分身的な役割で、しかも書類だけで相手に能力や過去の仕事、人格を伝えるわけですから、その文章表現を支える背景−過去の棚卸しが必要で、「自分の棚卸し」は重要な作業になってきます。この職務経歴書については後日、じっくりと解説してゆきます。
 
脅かす気はありませんが、のんびりしたペースで応募していては本当に時間が掛かりますのでご注意を!
こればかりは本当に様々なケースがあるので、平均的な事例というのはありません。傾向やエピソードの紹介になりますが、その前に、応募から採用、初出勤まで最速でも一ヶ月は掛かるということを頭に入れておきましょう。
 
まず希望する仕事を探して応募します。初めは書類選考なので、履歴書や職歴書を作成して送ります。そして応募先の会社から返事がくるのが約1〜2週間、それから面接があり、採用連絡があり、初出勤となるわけで、最初の書類選考の返事が返ってくるのでさえ1ヶ月ほどかかるケースもあります。面接にあたっても1回だけで済めば良いのですが、中堅以上の企業では2次や役員面接など数回に渡って行われることも多く、こうなればすんなり行っても初出勤までに約2ヶ月近くはかかります。1社でこれくらいの日数が必要となりますから、応募を1社して返事を待ってから次ぎの応募、のようなペースではいくら時間があっても足りません。ですから次々に応募して、上手く面接や採用が複数になっても、自分で選択できるわけですから、多く良い返事がくるのには有利であるわけです。
のんびりしていて、いくら待っても採用にならなかったら、たいへんな時間を要しますからハイペースな応募が必然となってきます。